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 ☆エーラスダンロス症候群willちゃん、手術の決断
2015年08月05日 (水) | 編集 |
☆エーラスダンロス症候群willちゃん、手術の決断
  TNR日本動物福祉病院


病院では、所有者さんの承諾がなければ、手術どころか、治療さえも十分にを行うことはできません。
助かる可能性のある命を、治療の了承が得られずに助けてあげられないこともまれに起こりえます。

willちゃんと少しの期間を過ごし毎日じっと見つめては考えていました。
粉薬や塗り薬は効かず、willちゃんの傷は小さくなりません。
こちらに来る前に1年以上も入院させて頂き10回にもわたる手術を試みて下さった先生にももう一度連絡をとって頂き、もっと詳細にやった事、経過、大学病院の検査結果などを教えていただきました。

それでも私には諦めきれず、このままの状態、この直径12㎝以上の露出部分、さらに広がってしまいそうな穴の部分、どうみてもいつか命を失うことになると思えてしまうのです。

だから何とかしてあげたい。
willちゃんが動くたびに、皮膚がどう動くかじっと観察しました。
軟らかさや伸縮性はないのか、じっと見ては考え、技術次第でできるのでは、
TNR日本動物福祉病院には、10名もの獣医師がいるのだから経験と知恵と技術で、できるように考えようと決めました。

しかし保護主さんが了解してくれるかどうか。もう、何をやっても無理だろうと思っていますから。
保護主さんが同じように思ってくれなければ手術に踏み切ることはできません。
絶対成功するなどという保証はないのに、勧めるのもどうしたものか。
既に10回にも渡る手術を試みて、また皮膚は裂けてしまう。傷口の痛んだ皮膚を切り取るので、傷口が開いてしまったら、更に背中一面露出した状態になってしまう。

猫エイズ陽性、免疫力も弱い。
麻酔には耐えられるのか。
保護主さんの問いに、大丈夫とは答えられません。

私に言えることは、「私なら、やります。わづかでも、可能性があるのなら。」
結果について語っていても、このままでは、悪くなっていくことはあっても良くはならない。
willちゃんに幸せはないと感じます。

何とも言えない時間が流れました。
保護主さんとのデータのやり取り、お互いの考え方、思う事、
リスクの大きさ、結果への怖さ、
けれど、決心してくれました。
あと1回だけ、手術を行ってみると。どこでと言われ、

勿論、TNR日本動物福祉病院の獣医師チームで受けます。
一番信頼しておりますから。
沢山の野良猫達に携わり、沢山の場面を経験してきて、外科手術の手技も応用がききます。
助けるという強い気持ちのもと、全身全霊で臨みます。
保護主さんに了解していただけました。

そして、獣医師チームは術前に再度十分な打ち合わせ、私は、willちゃんの健康管理を十分にして、いよいよです。

保護主さんも、私も、TNR日本動物福祉病院の獣医達も、心を一つにして手術に臨みました。

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手術は、終わりました。終わった瞬間に、後は、良い結果をみんなで祈りましょうと手を合わせました。
willちゃんは、頑張りました。
麻酔から覚めて動いています。どんな手術でも麻酔から覚めるまでは、毎回不安です。
しばらく入院です。willちゃんの幸せの日々が始まる第一歩でありますように。


willちゃんの手術は録画されていますので、後程処理して公開させて頂きます。



☆TNR日本動物福祉病院待合室 貼り紙だらけ 
   貼り方にセンスはないけどいいんじゃない?


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